遠野の家

遠野の家外観写真
この住居があった地方は、県内でも比較的早くから馬の生産が盛んに行なわれていた地域でした。
この住居には、主屋の土間「にわ」から馬屋をLの字型に突き出した「南部曲り屋」と呼ばれる形のものがあります。農耕用の馬の他に、売るための馬も育てていたので、馬屋はたいへんに大きいものでした。この家は最初に建てた時には、馬屋は別にあったようですが、20世紀に入ってから馬屋を主屋に付けて、曲り屋にしました。
大きな民家で、おそらく当時の村役層で、相当の豪農の家だったと考えられます。

遠野の家では、語り手による遠野地方の民話や東北地方の昔話を囲炉裏を囲みながら聞くことが出来る「みちのく民話がたり」を開催しています。

展示テーマ 伝承

データ

元の所在地 岩手県遠野市小友町(いわてけんとおのしおともちょう)
建築年代 主棟は19世紀半ば
規模 347㎡(105坪)
形式 南部曲り屋(なんぶまがりや)
寄贈者 菊池一二(きくちかずじ)さん
復元工事 平成8年